箱入メープル

メープル「あら、ハルさん……。メリークリスマス。」
ハル「あ、メープルさん！メリー……なんですか、その服装？」
メープル「うふふ、気付いてしまいましたか？」
ハル「は、はい。気付いちゃいました……。」
メープル「それなら詳しいことを教えないわけにはいきませんね。
　今の私は、あの方への真心こもったプレゼント……。」
ハル「……すいません、言ってる意味が全然分からないんですが……。」
メープル「つまり、この私自身があの方へのクリスマスプレゼントなのです！」
ハル「は、はぁ……。
　でも、渡される人の準備もそれなりに必要ですよね？」
メープル「えっ……？」
ハル「クリスマスのプレゼントって靴下に入れるじゃないですか。
　多分、メープルさんサイズの靴下を相手が作らなきゃいけないと思うんですが……。」
メープル「も、盲点でした……。うーん……。」
ハル「……どうするんです？」
メープル「分かりました。私があの方の足のサイズに縮めば……」
ハル「絶対無理ですよ！！」