スライ

スライ「ども、スライですよ。何か用ですか？ちゅーちゅー。」
ハル「あの・・・・・・ボクたちの仲間になってもらえませんか？スライさんみたいに強い人の力が必要なんです！」
スライ「そうなんだ、大変そうだね。」
スライ「そういう時はみんなで頑張れば、意外となんとかなると思います・・・ちゅー。」
ハル「びっくりするほど他人事！？」
ハル「・・・・・・そういえば、さっきから何を飲んでるんですか？」
スライ「これ？」
スライ「魔女協会からもらってる紙パック血液。コクが深くておすすめだよ。」
ハル「い、いえ。遠慮しときます・・・・・・」
スライ「用がないなら、もう帰っていい？」
ハル「ま、待ってください！！」
ハル（スライさんを引き止めなきゃ・・・・・・だけど、何を言えばいいんだ！？）
ちょこ「これやる。うにゅ。」
ハル「それ、さっきもらったビジュアル系バンド「ZOMBOID」のチラシじゃないか！」
ハル「いらないからって、スライさんに押し付けちゃだめだよ！」
スライ「・・・・・・ホント？」
ハル「え？」
スライ「このバンドのライブに連れてってくれるの！？行く行く、どこまででも付いて行く！」
スライ「実は私、ヴィジュアル系バンドの大ファンなんだよ。」
スライ「キミたちの仲間になるから、6大国ツアー全部回らせてね！」
ハル「まさかのヴィジュアル系ファン！？っていうか、行きませんよ！？」