シェパルド

ハル「おまわりさん！あのっ、真っ白な女の子、見ませんでしたか？」
シェパルド「どうしたボウズ。そんなに息をはずませて。迷子か？」
ハル「一緒に買い物しに街まで来てたんですけど、いなくなっちゃって…」
ハル「ちょこって名前の…髪が長くて、服も髪も白くって、…ボクと同じくらいの歳の、女の子です。」
シェパルド「うーん…さっきまでパトロールしてたんだが…そういう子は見なかったな……」
ハル「どうしよう……拾い食いなんかしてお腹でも壊したら……！」
シェパルド「こら、一旦落ち着け！男だろう？」
ハル「うぅ、すいません……」
シェパルド「まずそのうつむいた姿勢を直しな！見つかるもんも見つかりゃしねえぞ？お前さん、名はなんていうんだ？」
ハル「は、ハルですっ！」
シェパルド「よし、いい名前だ。俺はシェパルドってんだ、俺も一緒に探してやっから安心しな！」
ハル「はいっ…！」