メディアン

ハル「ちょこー。ごはんできたよー」
メディアン「ちょっと待ったー！」
ハル「ふぇ！？」
メディアン「そのシチュー、ちょっと味見してもいい？」
ハル「え？う、うん。いいですよ？」
メディアン「では失礼して……」
ハル「でもボク、そんなに料理上手くないですから味は…」
メディアン「もぐもぐ、この吐き気、めまい、そして幻覚作用！あきらかにヤミドクタケ！！」
ハル「ヤミドクタケ？」
メディアン「スペアレルム周辺の森で採れるキノコです♪」
メディアン「文字通り毒キノコですよ！いやぁ食べる前に気づいて良かった！」
ハル「ええええ！？だ、大丈夫なんですか！？さっき食べ…」
メディアン「大丈夫です♪アタシ、秘境探索の毒味班なので～す！」
ハル「え？」
メディアン「…あ。言っちゃった。でもシロートがキノコなんか採取しちゃだめだよ？」
ハル「おかしいなぁ。キノコなんか入れてないはずだったんだけど…」
ちょこ「きのこのこのこ。」
ハル「…ちょこ、その手に持ってるキノコって…」
ちょこ「すちゃらかぽーん。」
ハル「ちょこの仕業かーー！！」