ミミ

ミミ「ミミなのだー！」
ハル「ボクはハル。よろしくね、ミミ」
ミミ「んー！よろしくー！おにーさんはハル！ミミちゃんとおぼえたー！」
ハル「ミミってスバルたちの世界だと、『鉄の牙』っていうところにいるんだよね？」
ミミ「そだぞー！ミミはねー、ダンチョーの次につよいフクダンチョー。めっちゃ強い！」
ハル「すごいなぁ。ミミ、こんな小さくて可愛らしいのに、副団長なんだ！」
ミミ「ちっこくて可愛くても心がでっかい！だからおっきー！ソーサイ！」
ハル「ふふ。そうだね。心が大きくないと副団長になんてなれないよね！」
　「それにしてもミミ。その『鉄の牙』って一体何をするところなの？」
　「ミミが所属している団、ってことしかボクにはわからないんだけど……。」
ミミ「んとねー。ゼニもろて戦うんがワイらの仕事やーってダンチョーが言ってた！」
ハル「ゼニ？なんだろそれ？戦う人っていうのは分かるんだけど……。」
　「あ、もしかしてお金のことかな。」
　「ってことは、ミミはお金を貰って敵と戦う仕事をしてるんだ！」
ミミ「うん！だからミミすごー！つよー！」
ハル「そうなんだ。凄く厳しい世界で生きてるんだね……。」
　「お金を貰って誰とでも戦うんだから、強いはずだよ。」
ミミ「おにーさん、ミミのこと見直した？見直した？」
ハル「うん。純粋に尊敬するよ。ミミは本当に強いんだね！」
ミミ「それな！お邪魔虫はゼーインぶっころさないと生き残れへん！　これジョーシキ！」
ハル「そっか。全員ぶっこ……え、えぇ！？」
ミミ「これ、『鉄の牙』のジョーシキ！　おにーさん、キョークンになった？」
ハル「怖すぎてもう純粋にミミのこと見れないよ！」