アイヴァン

ハル「すっかり遅くなっちゃった。早く帰らないとちょこがダダこねちゃうよ…」
ハル「わああっ！！？」
アイヴァン「……子供にしてはやるな。」
ハル「こ、子供じゃないです！ハルです！」
アイヴァン「知っている。ヒューマレルムの新米ピリオドだな？」
ハル「え！どうしてボクのこと知ってるんですか！？」
アイヴァン「……仕事で少しな。アイヴァンだ。お前に力を貸すように言われている。」
ハル「ボクに力を……。もしかして……あなたもピリオドなんですか？」
アイヴァン「ピリオドといえば、ピリオドだ……お前とは違った種類のな。」
ハル「え……？」
アイヴァン「……深読みは身のためにならんぞ。」
ハル「はっ……はい！」
アイヴァン「……明日から同行する。……早く帰れ。」
ハル「は、はい……おやすみなさい。」
アイヴァン「……あぁ。……おまえは俺とは違う。せめて俺のような日陰者にはなるなよ。」